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おだやかな時間があります、盛岡市中央通(盛久ギャラリー)、飯坂真紀作品展『注釈付きチューリップの落下傘』。

IMGP9314.jpg


4月下旬。
石割桜が満開のとき。


IMGP9316.jpg


盛久ギャラリーを
初めて訪れました。


入口前にある木の下を通って
引き戸を引くと
スムーズに開きました。


靴を脱ぎ、
スリッパをはきます。


白い壁に絵が飾られ、
風景画が多いようでして、
見たことのある風景もあれば、
知らない風景もあります。
中にはお部屋の絵もあります。


IMGP9697.jpg


どの絵も静かです。
どの絵もゆっくりとした時間が流れています。


雪の積もった風景を見ていると
あの、
音が雪の中に吸われた静かさ。
空気に芯の通った冷たさ。
風はそっと動かず。
やわらかい雪。


ただ、自分の体験と
照らし合わせて、
そう思っているだけなのかもしれないけれど、
あの静かな雪の景色を思い出してしまいます。


IMGP9698.jpg


南大通りにあるという壁。
建物が取り壊されて
残ったかたち。


もし、
その壁にわざと家の形を書いたなら
そこまで気になることはないだろうし、
もし、
まだその場所に建物が建っていたのならば、
気に留めることもなかった。


あとが残っているから
気になります。


それは存在の余韻なのかもしれません。


IMGP9699.jpg


夕日だと勝手に思ったのですが、
その光を受けている
小さな電波塔の壁とか
鉄骨の塔とか
やわらかい光を受けている姿が
やさしいです。
夕方の雨上がりの虹。
黒い雲がいまにも去ろうとして
その雨が空気のちりなどをいっしょに持ち去って
きれいになった青空をのぞかせています。


もしかしたら、
雨が空気をきれいにしてくれたおかげで
夕日の光の届き具合も
普段とは違うのかもしれません。



今回の作品展の名前にも使われた
落下するチューリップの日。


障子に大きなチューリップが映っています。
こたつの上に急須があったり、
壁のほうに榊があったり、
その場所が生活しているお部屋なのか
あるいは旅館のようなところなのか
わかりませんけれど、
そこに人が出入りしていることは
確かなようです。


その部屋の障子に
大きなピンクのチューリップの花が
落ちていく姿があって、
なんとも不思議な空間です。


日常と非日常が
ミックスされた空間に見えます。


チューリップは春の訪れの姿なのでしょうか。
それとも春を望む姿でしょうか。


部屋は冬だけれども、
障子の外には春の姿。


それとも、
落下していく大きなチューリップは
なにか大事なものが落ちていく姿なのでしょうか。


それとも、
これは自然の大きさでしょうか。


それとも。


あれこれと想像してしまいます。


どの絵の中の世界には
ゆっくりとした時間があるように感じます。
静かな時間があって、
その時間はやさしそうです。



飯坂真紀作品展『注釈付きチューリップの落下傘』は
4/23-4/28まで展示しておりました。

 

盛久ギャラリー
盛岡市中央通1-1-35
019-651-8421
http://homepage2.nifty.com/oikawashogo/



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岩手県盛岡市在住。もりおかの中から感じたことを書いております。個人的なブログです。【このブログについて】

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