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切り離された空間といい伝票とカウベル、盛岡市中ノ橋通、六分儀。

12月の週末。
この日は寒かった。
風があって、気温もたぶん氷点下だったと思う。
喫茶店かカフェに入って温まろう、と思い


IMGP6128.jpg
六分儀へ行く。
秋以来、約3カ月ぶり。
この斜めに置かれた六分儀の表示を確認して
ドアを押して中へ。

やはり、ここのお店の空間は別世界だと思う。
壁のちょっと灰色っぽくくすんだ感じや
壁下半分のニスの塗った木の壁の深い色や
床の木のタイル。

空間の上半分のくすんだ変化のある白と
空間の下半分の落ち着いた木の色とにわかれていて
下半分の空間は床、壁の木の色に合わせるように
椅子、テーブルの同系色の落ち着いた深い木の色で
大ざっぱに言うと、ツートンカラーが基本。

壁には柱時計が3つあることに気がつく。
そのほかには絵やお店の名前である六分儀。
オルガンらしきものもある。
天井からぶら下がっている照明は花を逆さにしたような
かわいらしいもの。
そこからやわらかく店内を照らす。
店内すべてに統一感がある。

今日も一番奥席に座ると、
今日の日替わりすストレートサービスコーヒーがマンデリンということで
それをお願いする。

店内には何組かのお客さんがいて
それぞれが会話を楽しんだり、
何かに書き物をしていたり。
レコードから流れる昔の外国の音楽(種類とかはわからない)
がまた、盛岡の日常とは違った空間を作り出していた。

この空間は落ち着きのある空間ではあるけれど
まったり系、とはちょっと違った感じもする。
だらっとした気持ちで、コーヒーを飲みながら本を読む、
というところではなく、
小休憩の場所というか。
たぶん、この空間がそうさせるのかもしれない。
社交場っぽい雰囲気というか。

現実から切り取られたこの空間は
別の時間が流れている。

このお店で休憩すると
現実から切り離された分、
気持ちをちょっとだけ塗りかえられたような、
ちょっとだけリセットしたような
切り替えた感じがある。

注文したコーヒー、マンデリンのほうは
飲みやすいマンデリンだった。
全体的に丸みを帯びたような
苦みやコク、甘みがどれも手をつないだような仲良しな感じで
どれか飛びぬけた感じはなく、
おとなしい味だった。
お店の雰囲気とあっている味。
淹れているお店の人の感性がコーヒーにも出ているのかもしれない。
求めるお店の雰囲気と求めるコーヒーの味が
心でリンクしているのかもしれない。

相変わらず、いい伝票。
今までの飲食店の中でここの伝票が1番好きだ。
シンプルな白い正方形に近い長方形の紙に
飲んだコーヒーの名前が値段が鉛筆で書かれていて
ハンコが押されている。
これを持って出入り口付近の小さな窓口のようなところに持っていく。
そこでお会計。
そのお会計をするところの横には
ベルがある。
黒っぽい金属製のオブジェ。
店主に聞いてみると
気がつかないときに鳴らしてもらうもの、とのことで
この小さな会計窓口では
お客さんが会計しに来たかどうかわからないからだと思う。
店主の了解を得てチェーンを引っ張って見ると
カウベルのような音。(楽器ではないほう。)
使い古されたちょっと粗雑に作ったようなカウベル。
あまり響かない渇いたような音が鳴る。
刺激音ではなく、高い音ではなく、
低い、響かない、カランカラン。
なにかこれもお店に合っていた。

今回は今回でいろんなことを発見できた。

ごちそうさまでした。


六分儀
TEL 019-651-1987
岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目4-15
10:00~19:00
定休日 火曜日

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岩手県盛岡市在住。もりおかの中から感じたことを書いております。個人的なブログです。【このブログについて】

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