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借りてきた児童文学備忘録、盛岡市高松(市立図書館)、「神の守り人 来訪編」「神の守り人 帰還編」。

今回の児童文学備忘録。


IMGP5980.jpg
「神の守り人 来訪編」「神の守り人 帰還編」
著:上橋 菜穂子


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来訪編の説明
ロタ王国建国の伝説にまつわるおそろしき神“タルハマヤ”と
タルの民との秘密とは…
王家に仕える隠密カシャルたちが遠い昔かわしたロタ王家との約束とは…
タルの美少女アスラは神の子か、それとも災いの子か。
(出典:Amazon 神の守り人<来訪編> 商品の説明

帰還編の説明
アスラは自らの力にめざめ、
サーダ・タルハマヤ“神とひとつになりし者”として
おそろしい力を発揮しはじめる。
それは、人の子としてのアスラの崩壊を意味していた…
はたして、バルサたちはアスラを救うことができるのだろうか。
(出典:Amazon 神の守り人<帰還編> 商品の説明

守り人シリーズの5巻目、6巻目にあたる。
今回は上下巻。
ファンタジー小説。
(守り人シリーズの前回記事:
借りてきた児童文学備忘録、盛岡市高松(市立図書館)、「闇の守り人」「夢の守り人」。

主人公の用心棒バルサは幼馴染のタンダといっしょに
ヨゴの草市と言われる、
薬草などが売られる市へ来ていた。
ここで、普段手に入らない薬草などを仕入れておく。
タンダは呪術師であると同時に薬草師であり、
薬草を使い治療をして生計を立てている。

そこの宿場町で人買いと出会う。
小さな子供の兄妹が売買されようとしていることに気がついたバルサは
つい助けようとしてしまう。
この世界では人買いは禁止されているとはいえ
実際に裏の世界では普通に行われていている行為だった。
この子供の売買にしたってたくさんある内のひとつにすぎないし、
助けるということは、
この兄妹の面倒を見るということ、
この子供たちの人生を背負うということになる。

かつてバルサも過去に子供のころ他人に助けられた経験があった。
バルサの父親は王の陰謀に巻き込まれ、近いうちに殺されることがわかっていたので
親友のジグロに娘のバルサだけを助けてほしい、と頼み、
ジグロは自分の人生を捨ててバルサを助け、
逃亡生活をしながらバルサを育てたのだった。

バルサは助けられた経験があったため、
今回の人買いを見過ごすことは出来ず、助けようと取引している部屋へ近づく。
けれど、人買いたちはみんな目の見えない何かで首を切られ死に、
子供たちは無事であった。
バルサも近くにいたので目の見えない何かに襲われるけれど、
なんとか避けることが出来た。
この目の見えない何かは、人買いされそうになった子供の妹の力だった。
この兄妹とその力を利用しようとするものたち、
そういった中にバルサたちは巻き込まれていく。

今回はいろいろと複雑に絡み合っている。

かつてのジグロの立場を今度はバルサがする。
自分の人生を捨てて助けてくれたジグロの立場を
今度はバルサがする。
そういった立場に立ったときに見えてくるものや気持ち。

強大、絶大的力を手に入れた子供。
神の力を手にした子供。
この力を中心に物語は進展していくけれど、
この絶大的な力を人々はどのように扱うのか。

そして、神の立場になった子供。
まわりに翻弄されながら、
どのように向き合い、
どういった答えを出すのか。

大ざっぱに書いたけれど
それぞれの人物の視点がたくさんあり、
複雑に絡み合って進む。
上下巻で約600ページ、
ストーリーとしても読み応えがある。
守り人シリーズ経験者用という気もするので、
初めての人は1巻目の精霊の守り人からどうぞ。

世界を楽しむことが出来ました。
ありがとうございました。


盛岡市立図書館
平日:9時00分から18時00分まで
土曜日・日曜日・祝日:9時00分から17時00分まで
休館日:月曜日・年末年始(12月29日から1月3日まで)・図書点検期間

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