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借りてきた児童文学備忘録、盛岡市高松(市立図書館)、「木を植えた人」「100万回生きたねこ」。

祝日に図書館へ行くと
こんなに子供たちがいるなんた思ってもいなかった。
子供たちが本を選び、
本を抱え、動き回る。
たくさんの本を抱え、カウンターに持っていく。

しかし、最近
守人シリーズのほとんどが借りられて
本棚に並んでいないというのはどういうことだろう。
借り始めたころはほとんどそろっていたのに・・・。

今回の児童文学備忘録。


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「木を植えた人」
著:ジャン・ジオノ


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説明
たった一人で希望の実を植え続け、
荒れ地から森を蘇えらせた孤高の人。
ひたすら無私に、しかも何の見返りも求めず、
荘厳ともいえるこの仕事を成しとげた老農夫、
エルゼアール・ブフィエの高潔な魂が、読む人の胸をうつ。
(出典:Amazon 木を植えた人 商品の説明

この題名どおり、
木を植える。木を植え続ける。
文章が児童文学というよりは純文学のような感じがする。

南フランスのまったく木のない荒野に
主人公である旅人が宿を取るために
羊飼いに頼んで泊めてもらったのがはじまり。
この羊飼いは口数が少なく、黙々とどんぐりを取り出して
良いものだけを丁寧に選び出し、100個選び出すと
今度は黙々と埋めていく。
このあたりは木はなく、集落もない。

次に主人公があった時には
羊飼いを辞めていた。
羊がせっかく植えた木(芽?)を食べてしまうから。
彼の埋めたどんぐりは木へと成長していた。

見返りもなく、ただ、植え続ける。
誰かに評価されるわけでもなく、
何か金銭的利益をあげるわけでもなく、
もちろん、企業のPR活動でも慈善活動でもない。

ただ、植え続ける。
読者はこの姿を見てどう思うだろうか。
じっくりとみてほしい。


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「100万回生きたねこ」
著:佐野洋子


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これはひょっとすると大人のための絵本かもしれないが、
真に大人のための絵本ならば、
子供もまた楽しむことができよう。
それが絵本というものの本質であるはずだ。
そして『100万回生きたねこ』は、絵本の本質をとらえている。――週刊朝日書評より

このとらねこ一代記が、
何を風刺しているかなどと考えなくても、
すごいバイタリティーをもって生き、
かつ死んだ話をおもしろいと思ってみればよいと思う。
上級から大人まで開いてみて、
それぞれに受けとめられるふしぎなストーリーでもある。
飼い主へのつながりが無視され、
前半と後半が途切れているようで、
みていくとつながってくるふしぎな構成である。――日本経済新聞「こどもの本」書評より

100万回生まれかわっては、
飼い主のもとで死んでゆく猫。
飼い主たちは猫の死をひどく悲しんだが、
猫自身は死ぬのなんか平気だった。
ある時、猫は誰の猫でもない野良猫となり、一匹の白猫に恋をする…。

(出典:Amazon 100万回生きたねこ 商品の説明

こちらも有名な絵本ではあるけれど
初めて読む。
この本は何回も読み返してみた。
短い内容だけれども、これは頭で理解するものではなく、
心で感じ取るものなのかもしれない。

子供が読んでもわからないかもしれないしれないし、わかるかもしれない。
なので、書評では大人の読む絵本かも、と書いてある。
いや、大人が読んだって同じ事。
シンプルに読むほうがいいのかもしれない。

題名とおり、
100万回生きたねこ、である。
100万人に飼われ、100万回死に、100万回飼い主に悲しまれたけれど、
この猫はすべての飼い主を嫌い、平気だった。自分だけが好きだった。
自己中であり、ナルシストだ。
この猫が野良猫になって、気になる猫が出来、恋をするところから変化し始める。

なぜ、100万回生きたのか。

そんなことは気にせず、
まず、素直に読んでほしい、見てほしい。
素直な心で絵と文章からくみ取ってほしいと思う。

今回もいろいろな世界を見ることができました。
ありがとうございました。


盛岡市立図書館
平日:9時00分から18時00分まで
土曜日・日曜日・祝日:9時00分から17時00分まで
休館日:月曜日・年末年始(12月29日から1月3日まで)・図書点検期間

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