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借りてきた児童文学備忘録、盛岡市高松(市立図書館)、「チョコレート戦争」「葉っぱのフレディ-いのちの旅」。

今回の児童文学備忘録。


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「チョコレート戦争」
著:大橋真


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説明
おとなはなんでぼくたちのいうことを信じないの?
身におぼえのない、罪をきせられたことから、
子どもたちは町一番のケーキ屋さんに戦いをいどみます。
日本児童文学のロングセラーをリニューアル。
(出典:Amazon チョコレート戦争 (新・名作の愛蔵版) 商品の説明

ひさしぶりに読む、チョコレート戦争。
10年ぶりくらい。
はじめてこの本を読んだ時、
小学校中学年対象となっている児童文学が
大人になった今読んでもこんなに面白いなんて、と
ちょっと衝撃を受けたのを覚えている。

さすがに2回目となると、
そこまでの衝撃はないものの
相変わらず、よく出来ている、と感心する。
むしろ、ストーリーの組み立てがきれいすぎる、
完成されたパズルのように
それぞれ、ぴったしとはまっている姿は
ちょっと機械的に思えてしまうほど。

ある町にある「金泉堂」という洋菓子店を中心に
ストーリーは展開する。
ここのお菓子は、
オーナーがフランスで本格修行をして開いたお店で
(この本の出版が1965年、昭和40年。時代背景は高度成長期だと思われる。)
お土産に使われるのはもちろん、
子供たちのやる気を起こさせるにも
褒美として金泉堂のお菓子をあげると言えば、みんなきちんと勉強する。
値段はちょっと高いけれど、
子供たちのあこがれのお店。
このお店のショーウィンドーにはチョコレートで出来たお菓子のお城があって
金泉堂のシンボル的存在。
それを子供たちは見ていたんだけれども
突然、そのショーウィンドーが割れてしまう。
社長はその子供たちが割ったと決めつけてしまうけれど
子供たちはなにもやっていない。
濡れ衣を着せられ頭にきた子供たちは、いたずら好きの子供たちを集め
このチョコレートの城を盗み出し、困らせてやろうとする。

テーマらしきものはなんだろう。
エンターテイメント性をメインにもってきた物語だろうか。

たぶん、信用なのだろう。
子供を信用しないで犯人扱いしているけれど
洋菓子店の社長は人の信用を得てここまできた人だ。
ガード下の靴磨きを丁寧にやった結果、ホテルで靴磨きするようになり、
そこでの仕事ぶりに目をとめたフランス人が
フランスでお菓子の修行をしないか、と声をかけたのがきっかけであるし、
東京で本格的なフランス菓子をやろうとしても
だれも受け入れてもらえず、
東京ではなく、今の場所でお店を出し、成功した。
真面目にやってきた仕事ぶりがそのお菓子にあらわれているのだろうし、
そんなお菓子が評価されたのだ。
そんな自負があるからこそ、自分は正しいと思っていたのかもしれない。

最終的にはハッピーエンドなんだけれども、
そこまでに行く過程がなかなかです。


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「葉っぱのフレディ-いのちの旅」
著:レオ・バスカーリア


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説明
春に生まれた葉っぱのフレディが、自分という存在に気づき、成長し、
「葉っぱに生まれてよかったな」と思い、
「葉っぱの仕事」を終えて冬に土へとかえっていくまでの物語。
死を怖がるフレディに親友のダニエルが答える。
「変化するって自然な事なんだ…死ぬというのも 変わることの1つなのだよ」。
フレディの番が来て、地面に降りたとき、初めて自分の命を作った木の全体の姿を見て、
そこに永遠の命を感じる。
そして、フレディ自身は知らなくても、やがて土にかえり木を育てる力になる――。

「生まれること」「変化すること」が「永遠の命」へとつながる意味を、
フレディとダニエルの会話を通してわかりやすく語りかけている。
写真だけでは硬くなりがちのところを、ページをめくるごとにフレディの変化していく様子が、
にじみのあるやわらかさで描かれ、バランスをとっている。
著者はアメリカの著名な哲学者。
子どもから大人まで、すべての年齢層向けの絵本。
(出典:Amazon 葉っぱのフレディ―いのちの旅 商品の説明

アメリカの哲学者 レオ・バスカーリア(正式にはレオ・ブスカーリアらしい)が書いた
最初で最後の絵本。

いのちについて書かれている。
いのちとはどういうものなのか。
シンプルではあるけれど、ストレートで
じわりじわりとくる。

この物語については多くは語らない。
レオ・バスカーりアのメッセージを載せておく。

**
この絵本を
死別で悲しみに直面した子供たちと
死について適確な説明ができない大人たち
死と無縁のように青春を謳歌している若者たち
そして編集者バーバラ・スラックへ
贈ります。

ぼくは一本の木であり
バーバラはこの十年間かけがえのない葉っぱでした。
(レオ・バスカーリア)
**

今回も物語の世界に触れることができました。
ありがとうございました。


盛岡市立図書館
平日:9時00分から18時00分まで
土曜日・日曜日・祝日:9時00分から17時00分まで
休館日:月曜日・年末年始(12月29日から1月3日まで)・図書点検期間
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岩手県盛岡市在住。もりおかの中から感じたことを書いております。個人的なブログです。【このブログについて】

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