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借りてきた本備忘録(児童文学)、盛岡市高松(市立図書館)、「霧のむこうのふしぎな町」。

ここ数年、本を読んでいなかった。
昔は活字中毒になるくらい読んでいた時期があって
純文学、ミステリー、SF、ファンタジー、歴史、童話、児童文学、恋愛など
いろいろ読んでいたけれど
ぱったりと読まなくなって数年。
読みたくなった。
となると映画のほうはお休みになるんだろう。

今、特に読みたいと思っていたのは
児童文学だった。

市立図書館へ行き、
2階の児童書が置かれている部屋へ入る。
そこで借りてきた本。
最初の一冊は、


IMGP5613.jpg
「霧のむこうのふしぎな町」
著:柏葉幸子


IMGP5614.jpg
心躍る夏休み。6年生のリナは一人で旅に出た。
霧の谷の森を抜け、霧が晴れた後、赤やクリーム色の洋館が立ち並ぶ、
きれいでどこか風変わりな町が現れた。
リナが出会った、めちゃくちゃ通りに住んでいる、
へんてこりんな人々との交流が、みずみずしく描かれる。
『千と千尋の神隠し』に影響を与えた、ファンタジー永遠の名作。
(裏表紙より)

ジブリと関係のある一冊。
「千と千尋の神隠し」の原作ともなった。
「耳をすませば」の映画の中で天沢聖司がこの本を読んでいるらしい。
ジブリ映画での有名セリフのひとつ
「グズは嫌いだよ」のセリフ。
実は霧の向こう~の中で出てきていて
これを読んだ時、ああ、こんなところにこんなセリフが、
と一瞬、ラピュタのドーラを思い出してしまった。

実はこの著者である柏葉幸子さん。
岩手県出身、在住らしい。
ウィキペディアでは盛岡在住となっている。(本業、薬剤師とも書いてあった。)
この本が出版されたのが1975年。(写真のは新装版)
30年以上経った今読んでみても
十分、おもしろかった。
いやいや、今の時代だからこそ読むべきものなのかもしれない。
ちょっと最初は物語の世界に入れず、我慢しながら読んだけれど
霧の谷の町に行くあたりには
すっぽりと心はこの世界の中だった。

ファンタジーだけれども
そこに書かれているのは
働くことについて。
働かざる者食うべからず。
まったく自分の知らない場所、知らない世界に来て
いろんなお店に行って働くけれど
そこでさまざまな経験、さまざまな人で出会い、学んでいく。
たぶん、夏休みに普通に遊んでいたら
ここで経験することなんて場合によっては
社会に出てから、なんてこともあると思う。
リナが相手のことを考えて行動する姿、
どうやって目の前の問題を解決していくのか。
この子の素直さが実にいい。

児童文学にはよくメッセージや道徳的なことがテーマだったり
そういったものが背景に隠れていたりするけれど
まずは、素直に霧の谷を楽しむこと。
もし、こどものころ、この本を読んでいたら
山のほうへいったときに霧の谷の入口をこっそり探していたかもしれない。
傘売り場でピエロのかたちをした柄の傘を探していたかもしれない。
入道雲(積乱雲)を見て、あの中にラピュタがあるかもしれない、
いや、あるに違いない、と
妙に確信に満ちた目で雲を見ていた
子供のときのように。

数年ぶりに読んだ物語がこれでよかった、と
思っています。

ありがとうございました。

盛岡市立図書館
平日:9時00分から18時00分まで
土曜日・日曜日・祝日:9時00分から17時00分まで
休館日:月曜日・年末年始(12月29日から1月3日まで)・図書点検期間
グーグルマップ→http://g.co/maps/tc4nf
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