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DVD備忘録的な2本、ゲオでレンタル、「この自由な世界で」「リリィ、はちみつ色のひみつ」

今回のDVD備忘録。

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「この自由な世界で」

解説
イギリスの名匠ケン・ローチ監督が、
カンヌ映画祭パルム・ドールを受賞した「麦の穂を揺らす風」に続いて手掛けた作品。
ロンドンの移民労働者とシングルマザーの女性の姿を通じ、
自由に生きることの意味を問う。
脚本のポール・ラヴァティがベネチア映画祭最優秀脚本賞を受賞。
主演は本作が映画デビューのキルストン・ウェアリング。

あらすじ
アンジー(キルストン・ウェアリング)は
ポーランドにあるイギリスの職業紹介会社で働く女性。
一人息子のジェイミー(ジョー・シフリート)は両親に預けているが、
いつか一緒に暮らしたいと考えている。
仕事は完璧にこなしていた彼女だったが、
上司の嫌がらせが原因で突然クビに。
やむなく彼女は、ルームメイトのローズ(ジュリエット・エリス)と共同で、
移民労働者たちを相手にした職業紹介所をロンドンに立ち上げる。
ある日、彼女は不法移民者の話を耳にする。
(出典:この自由な世界で - goo 映画

この監督は弱い立場の人をテーマに映画を撮るようで
イギリスの日雇い労働や不法労働者といったひとたちと雇う側を描いていて
主人公が弱い立場の人から搾取する側へとなってしまう姿を描いている。
道を踏み外してしまう過程、心理の変化、そういったことをさせてしまう環境。
そういった現状があることを描いている。
クビになり自ら会社を立ち上げて、最初は立場の弱い人のために動いている感じがあったものの
いかに利益をあげるか、だけを考えるようになる。
経営側になったけれど、搾取して使えるお金は増えたけれど、
本当に自由になったのか。
ふーむ。


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「リリィ、はちみつ色のひみつ」

解説
トラウマを持つ14歳の少女が、養蜂場を営む3姉妹との交流を通じて癒されていくヒューマンドラマ。
スー・モンク・キッドのベストセラー小説の映画化。
監督は「フェイス・イン・ラブ」のジーナ・プリンス=バイスウッド。
出演は、「I am Sam アイ・アム・サム」のダコタ・ファニング、
「シカゴ」のクイーン・ラティファ。

あらすじ
1964年、米・サウスカロライナ州。母の死の記憶により、
心に深い悲しみと傷を抱えた14歳の少女・リリィ(ダコタ・ファニング)。
彼女は、母に愛されていなかったと強く思い悩み、
愛への飢餓感を抱える日々を過ごしていた。
そんなある日、リリィは何かに導かれるかのように、
父と暮らす家を出る。そして、1軒のひと際目立つカリビアン・ピンクの家にたどり着く。
そこには、長女・オーガスト(クイーン・ラティファ)、次女・ジューン(アリシア・キーズ)、
三女・メイ(ソフィー・オコネド)のボートライト3姉妹が住んでいた。
リリィは、養蜂場を営むオーガストを手伝いながら、3人と一緒に暮らし始める。
リリィは3姉妹との生活を通して、人との絆や優しさに触れ、少しずつ心の傷を癒していく。
そして、母の想いと、隠された秘密を知る。
(出典:リリィ、はちみつ色の秘密 - goo 映画

少女のトラウマ、母のいない環境、父の体罰、黒人差別のある社会。
彼女の家出は導かれるように。
着いた先で彼女は愛情をもらう。
そういった生活の中で少しずつ少しずつ癒され、回復していく。

この時代(1964年)、アメリカでは公民権法が制定され、初めて黒人に投票権が与えられた。
この年、公民権運動が評価され、キング牧師にノーベル平和賞が授与している。
公民権法が制定され、法の上での人種差別は無くなった、とされているが、
現状は黒人は使用人や農場の労働者であり、
映画館は白人と有色人種とで入口がわかれ、中の部屋もそれぞれが別々となっていたり、
どんなことがあっても白人のほうが正しい、という世界であり、
そのな世界のなか、少女が家出先にいった養蜂場はすべて黒人で行われており、
世間の流れに立ち向かうように毅然として建っている
ショッキングピンクの家(3姉妹の家)を見て
少女は何かを感じたに違いない。
(少女はこの色を好きだと答え、いっしょに家出をした使用人は好きでないと答えている。
ただ単に色の好き嫌いだけではないと思う。
黒人差別真っただ中のアメリカ社会において黒人が住む家の色が目立つ建物。
セリフの裏にある背景が垣間見える。)
そういった背景に少女の物語は進んでいく。

黒人差別を題材、背景にした映画は
ヒトラーを題材にした映画と同じくらいたくさんある。
それほど、世界に影響を与えることであり、
未来へのメッセージとしてこの題材を選ぶ監督が多いのだろう。

この映画はこういった背景があるわけだけれども
メインは少女であり、愛情を受けて回復、成長する姿が軸である。
愛情のかたちをどうぞ。

今回も映画の世界に行くことができました。
ありがとうございました。

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岩手県盛岡市在住。もりおかの中から感じたことを書いております。個人的なブログです。【このブログについて】

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