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愛や虐待も受け継がれる 第28回、購入:ネットオフ、斎藤学(さとる):アダルト・チルドレンと家族。

アダルト・チルドレンと家族
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第28回


アダルト・チルドレンの感情と行動


アダルト・チルドレンのたどる道として
共依存者
嗜癖者(アルコール中毒など)
共依存、嗜癖どちらも
精神障害者
をあげています。


本書では感情生活の特徴が書かれています。
以下の特徴は、
すべてを兼ね備えているというわけではなく、
部分的に当てはまるもの、
当てはまらないものがあるということでしょう。



【アダルト・チルドレンは
周囲が期待しているように
振る舞おうとする】


『アダルト・チルドレンは
周囲の雰囲気を読みとって、
自分が期待されているように
振る舞おうとします。
「見捨てられる不安」に
脅かされているからです。
その結果、他人の評価をいつも気にし、
傷ついています。』
(アダルト・チルドレンと家族 P96)


これはアダルト・チルドレン全体に
見られるそうです。
自我を育てられる機会が
ありませんでしたから、
自尊心はありません。
他人の評価によって
自分の価値を決めています。
その他人の評価が無くなると、
自分という存在がわからなくなる、
ということでしょうか。
迎合傾向にありそうです。



【アダルト・チルドレンは
何もしない完璧主義者である】


『アダルト・チルドレンとは
極端に自己評価の低い、
自尊心の損なわれた人です。
それらが彼らを完璧主義者に導き、
その結果、かえって何も
できなくなっていることが多いのです。』
(アダルト・チルドレンと家族 P96)


元完璧主義者としては
わかります。
完璧主義は100か0、
どちらかです。
完璧(自分の思う完璧)にならなければ、
やらない、という選択をします。
自信はなく、失敗を恐れます。
自信がないので、批判を恐れます。
暴力事件を起こす場合もある、
と本書に書いてありますが、
私の心の中にも
そういった衝動はあります。
一度も行ったことはありませんが。
限界にきたときに
破壊したくなるのです。
ストレスの調整が上手ではありませんし、
完璧にならなければ、
やらないを通り越して
存在を消してしまおう、という
思考に変化するのです。
それが外側から内側(自分)にくれば
自殺となります。


考え方が極端なわけですが、
これも、調節する機能が未発達のためで
(発達障害の場合もあります)
日本の場合はとくに
欠点を直す育て方でしたので、
否定ばかりしていれば、
結果として、
完璧主義の方向に行く人も
いるのではないでしょうか。



【アダルト・チルドレンは
尊大で誇大的な考え(や妄想)を
抱えている】


『尊大で誇大的な傾向が
目立つ人もいますが、
これは彼らの幼児的で自己愛的な
誇大傾向(誇大妄想)に
由来するものであると同時に、
成人としての自分に対する自己評価が低く、
他人に自分の真価を知られることを恐れ、
恥じるところからも来ています。』
(アダルト・チルドレンと家族 P97)


自分中心でないと
寂しくなったり、怒ったりするそうです。
わがまま、ということでしょうか。
虚栄心があって、
それを見破られるのが怖い。
だから、まわりを見下したり、
馬鹿にしたりする。
自分より下をなんとか作ろうとする。


本書では
自分に従うものだけ
周囲に集めようとする、
と書かれています。


自信がないので、
なんとか周りを使って
大きく見せようとしているのでしょうか。


それとも、ちやほやされたいのでしょうか。
注目を集めたいだけでしょうか。
そうすることで評価を得たいのでしょうか。



【アダルト・チルドレンは、
「NO」が言えない】


『見捨てられるのが怖くて、
他人の誘いや要請に
「ノー」が言えません。』
(アダルト・チルドレンと家族 P98)


NOが言えない日本人、なんて言われますが、
これは相手を気遣って、というか
それが回りまわって
自分に対する評価を気にしているから、
という理由もありますが、
アダルト・チルドレンの場合、
共依存ですので、
依存先が無くなるのを恐れているようです。



【アダルト・チルドレンは
しがみつきを愛情と混同する】


『孤独恐怖のために、
自分より弱い人、
自分の世話を待っている人に出会うと、
その人を支配し、
離れられないようにしようとします。
要するに「共依存的に」しがみつくわけです。

~支配欲を愛情と混同しがちなのです。』
(アダルト・チルドレンと家族 P98-99)


自分の存在価値を他人の評価で確認し、
承認欲求を満たすために
依存先を確保するわけです。


本来の愛情は見返りを求めません。
その行為自体で内的報酬を得ています。
ですが、アダルト・チルドレンは
承認という見返りを求めています。



【アダルト・チルドレンは
被害妄想におちいりやすい】


『他人の言葉やふるまいの背後にある
悪意を読みとろうとする
「マインド・リーディング(空想的読心)」を
絶えずやっています。』
(アダルト・チルドレンと家族 P99)


マインド・リーディングというのは
初めて知りました。
アダルト・チルドレンのマインド・リーディングは
妄想的なもので、
勘違いが多く含まれていそうです。


本来のマインド・リーディングは
卓越した観察力によって
ちょっとした仕草から
その人の心理を見抜く方法です。
マインド・リーディングをする人は
メンタリストと呼ばれるようです。


少しネットで調べて読んでみましたが
相手の心理を読むのは勉強になりますが、
言葉などで誘導するのは
興味は持てませんでした。
相手をコントロールするのは
好きではありませんから。
相変わらず、不器用な生き方です。
コントロール手段として覚えておき、
警戒知識として頭の隅にでも置いておきます。


アダルト・チルドレンのマインド・リーディングは
精神疾患の妄想にいたる危険性が
ありそうです。

【アダルト・チルドレンは
表情に乏しい】


『不安、悲しみ、寂しさ、怒り、喜びなどの
感情を認知することが不得手であり、
ましてそれを表現することには
恐怖さえ感じています。
感情をいちいち認知したり表現したりしていては、
生き残れないようなところでくらしてきたからです~』
(アダルト・チルドレンと家族 P100)


心を外側と切り離して
静かな心を保っているのですから
その安定を崩したくない。
コップを水で満たした状態に
似ているかもしれません。
表面張力でこぼれませんが、
それをずっと保つのです。
動かさなければ、こぼれることはありません。

【アダルト・チルドレンは
楽しめない、遊べない】


『生活のなかに楽しみを見いだすことが不得手ですし、
楽しむことに罪悪感さえ抱いています。
他人に誘われて遊びに出かけても、
他人が自分をどう思っているか
ということに気を取られてほとんど楽しめません。』
(アダルト・チルドレンと家族 P100)


楽しむことに罪悪感を感じる、というのは
自分は楽しんでいいのだろうか、という
心理があるのでしょうか。
アダルト・チルドレンは
子どものころ、家族を維持しようと役をやったり、
なかには、誉められはせず、
否定だけで育った経緯があるでしょうから、
自尊心、自己肯定感、自我は育っていません。
自分がいませんし、肯定にも抵抗がある。
そうしますと、
楽しむ資格なんて自分にはない、
なんてことになるかもしれません。


たぶん、誉められてり、評価されても
自分はそんな存在じゃない、といって
否定してしまう傾向があるかもしれません。


けれど、承認はされたい。
それは何か貢献によって、ということに
なるのでしょうか。


アダルト・チルドレンは
承認されたい欲求はもっていますが
その形はそれぞれ違うようです。


次回はこの特徴の続きです。


つづく。



【出典・参考】
アダルト・チルドレンと家族
斎藤学(さとる)
学陽書房



【購入先】
ネットオフ



愛や虐待も受け継がれる 第29回

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