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愛や虐待も受け継がれる 第19回、購入:ネットオフ、ドロシー・ロー・ノルト レイチャル・ハリス(石井千春訳):子どもが育つ魔法の言葉。

魔法の言葉
愛や虐待も受け継がれる 第0回
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【第18回】


第19回
和気あいあいとした家庭で育てば
子どもは、この世の中は
いいところだと思えるようになる


『子どもが初めて出会う世界は、
家庭です。
子どもは、家庭生活での
両親の姿をとおして、
価値観や生き方を学びます。
むしろ親が意識していない言動から、
子どもは強く影響を受けるのです。』
(子どもが育つ魔法の言葉P250)


初めて出会う世界というのは、
選ぶことができるわけでは
ありません。
子どもにとって
その世界がすべてなのです。


その限られた
家庭という世界で
影響を受けながら
育っていきます。


本書では
子育ての仕方で
子どもの人生に
大きな影響を与えてしまう
ということを
教えてくれています。


もちろん、
本書で書かれたことすべてを
こなすことができる人は
少ないでしょう。


中には嫌気がさしたり
悲観したりする方も
いるかもしれません。


子育てにおいて
子どもが主役、ということは
一番最初に書きました。


結局のところ、
大人が成長し、変化しなければ
子どもの成長に
プラスの影響を与えることは
難しいかもしれません。


(もちろん、
子どもは家庭だけでなく
他からの影響も受けていますので
一概には言えないですけれど)


大人が変わらなければ
子どもも変わらないでしょう。
子どもたちは
常に大人やその世界を
観察しているのです。


少しでも子どものために
改善しようとする
その姿こそが
大事なのではないでしょうか。


自分なりに
継続できる形を
見つけると良いのかもしれません。



親戚や友だち



『家族の形態は
変わりつつあります。
母親と父親の
両方そろっている家庭が
当たり前というのは、
もはや過去の話です。
親は一人だけの子、
おばあさんや親戚の人に
育てられている子、
あるいは母親と父親が
二人いる子など、
家族の形態は様々です。
しかし、
たとえ誰に育てられようとも、
子どもにとって
一番大切なことは、
かけがえのない存在として
愛されることなのです。

子どもを愛してくれる人は、
親だけではなく、
親戚縁者にもいます。
親は全能ではありません。
かわいがってくれる
親戚縁者がいれば、
子どもの世界は広がり、
何かとプラスになるでしょう。』
(子どもが育つ魔法の言葉P253)


アメリカの場合、
日本よりも離婚率は高いので
いろいろな形が
生まれるのでしょう。


たとえば、
日本でシングルマザーになった場合の
貧困率というのは
結構な割合のようです。
(シングルマザーでも
しっかりと働き、
子育てをしている方もいますが、
多数派とは言えません)


実家親戚に頼ることができる人は
まだ恵まれているでしょう。


少し調べてみますと、
実家に頼らない理由は、
生活のリズムが合わないから、とか
仲がよくない、
実家が世間体を気にして、
などなど
様々な理由があるようです。


親族縁者だけでなく、
信頼できる人が
まわりにいるだけで
ずいぶんと違ってくるでしょう。


本書では、
家族以外のつながり、
親戚や友だちの結びつきがあると
世界が広がる、と書かれています。


家庭だけの価値観ではなく、
家庭以外の価値観に触れることは
様々な発見、違いを
知る機会になります。


その子どもの世界は広がります。


生きる上で
必ずしも必要がないことであっても
広がった世界は
その子の人生を
歩きやすくするでしょう。


細い道と広い道、
どちらが歩きやすく、
走りやすいでしょうか。


狭いテーブルと
広いテーブル、
どちらが作業しやすいでしょうか。


余白、というのは
以外と重要なものです。


それが様々な可能性や
新しい発展をみせることだって
あるかもしれません。



未来に向かって



『わたしたちが大人になってから
思い出す家庭の姿は、
何気ない日常の暮らしの光景です。
将来、子どもの恋愛や
家庭生活に影響するのは、
そんな日々の生活の体験なのです。

~親の価値観は、
行動によって子どもに伝わるのです。

~親が愛情をもって
子どもを育てれば、
その愛の行為は、
世代から世代へと確実に
受け継がれてゆきます。

子どもは皆、すばらしい存在です。
~そのすばらしさを
どのように伸ばすかは、
わたしたち大人次第なのです。』
(子どもが育つ魔法の言葉P261)



本書はこれで終了となります。


日本では
昔は家庭や教育というのは
聖域の扱いでした。
家庭や親(特に父親)は
正しいという家父長の影響を
色濃く残っていましたし、
(儒教の影響もあるでしょう)
そういった社会、世間が
あるおかげで、
親たちは子どもに対して
何とか体面を保っていましたが、
それらの影響が弱まるにつれ
本当の姿、現状の姿が
あらわになると
場合によっては
残念な状態であったりしました。
子どもたちは
本当の姿に対して
良くも悪くも
素直に反応するようになります。
子どもは親を無意識に
評価している、と
言えるかもしれません。


親は正しいという
世間に寄りかかって
なにもしていなかった
人たちにとっては
大変なことになりますが、
自業自得と言わざるを得ません。


聖域という言葉を
宗教以外で使う場合、
たいていは中で腐食しています。
触られたくない、
変化したくないから
そういった神聖視をして
なんとか保とうするわけです。
そんなことをしている時点で
すでになんともならない状態で
あることがわかります。
ですから、
そんな言葉を
使っているということは
自ら腐りかけています、と
言っているようなものです。


子どもたちからすれば
上っ面な親よりは
素直な親のほうが
魅力的に映るでしょう。


不器用でも
子どもを愛する姿は
無意識に伝わります。


日本では愛ということについて
向き合ってこなかったのでは
ないでしょうか。


子どもを愛しやすい環境とは
どういったものでしょうか。



次回からは
別の本の感想を書きます。
子育てがうまくいかなかった場合、
どうなるのか。
一例として
あげておこうと考えています。


つづく。



【出典・参考】
子どもが育つ魔法の言葉
ドロシー・ロー・ノルト
レイチャル・ハリス
石井千春訳
PHP文庫



【購入先】
ネットオフ



愛や虐待も受け継がれる 第20回

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岩手県盛岡市在住。もりおかの中から感じたことを書いております。個人的なブログです。【このブログについて】

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