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愛や虐待も受け継がれる 第8回、購入:ネットオフ、ドロシー・ロー・ノルト レイチャル・ハリス(石井千春訳):子どもが育つ魔法の言葉。

魔法の言葉
愛や虐待も受け継がれる 第0回
【第1回】【第2回】【第3回】【第4回】
【第5回】【第6回】【第7回】


第8回
励ましてあげれば、
子どもは、自信を持つようになる


『「励ます」という言葉の
英語の元々の意味は、
「心を与える」というものです。
子どもを励ますとは、
子どもにわたしたちの
心を与えることなのです。
子どもが生活面でも
精神面でも独り立ち
できるようになるまでは、
子どもを助け、
支えるのがわたしたち
親の役目です。』


『子どもが何か新しいことを
学ぼうとしているときには、
子どもを支えるだけではなく、
公平な評価をも
与える必要があります。
失敗したときには、
~子どもを励まし、
子どもの可能性を伸ばしましょう。
そして、たとえ失敗したときでも
親はいつも
子どもの味方なのだ
ということを
教えてあげてください。』
(子どもが育つ魔法の言葉 P115-116)


励ますという言葉が
「心を与える」というのは
素敵です。


子育ての時期というのは、
子どもにとって
自立して
生きていくための
準備段階であり
学びの段階です。
これは人間に限らず
人間以外の動物でもそうです。


食事の仕方から
天敵との戦い方、逃げ方など
生きていくうえでの
知恵を学び、
親の真似をしながら実践し、
その後、
巣立ちや親離れをして
自立をしていきます。



この励ますという行為。


励まされ前向きになることもあれば
逆にうわべだけの
無責任な言葉で
嫌な思いをしたり
プレッシャーになったり
する場合もあります。


前にも書いた
共感と同情と同じように
本当に相手のことを考えて
励ましているのか、
それとも、ただ単に
同情的な行為なのか、
あるいは、対応に面倒くさくて
さっさと処理するために
当たり障りのない適当な言葉で
対応するのか。


こういった親の対応の仕方で
子どもは自分が愛されているかどうかを
感じとっているかもしれません。


私は子どものころ
親から励まされた記憶がありません。


子どものころどうだったかを
思い出してみると
確かに、自信はなく、おとなしく、
自信はないので、
何をするにも遅くて
失敗を恐れ、挑戦はせず、
当然ながら積極性もなく、
という典型的な目立たない子でした。


問題行動は起こさず
言われたことは黙々としますので、
悪い評価を受けることはないのですが、
良い評価も受けません。


学生時代は無難に過ごせるのですが
学校では言われたことだけをやり、
自分で考えて行動することを
してこなかったので
社会に出たときに苦労します。


これでは社会では
やっていけません。


今思えば
何も挑戦していないのですから
失敗を避けているのですから、
励ます機会などないかもしれません。


学校のことなんか
親に話していませんから、
それ以前の話かもしれません。



子どもを励ます



『たとえ結果がどうであれ、
子どもが何かを
やり遂げようと
自分なりに頑張ったのなら、
親はそれを認め、
誉めることが大切です。』
(子どもが育つ魔法の言葉 P116)


子どものときは
その行為に対して
認めることが大切です。


結果は大事ですが、
それよりも
その行為が大事であることや
その行為を起こそうとした
気持ちが大事なのです。


何かを教える場合でも
そのことの楽しさを
知ることが大切です。


最初から否定してかかったら
子どもはやる気をなくし、
そのことについて興味が
なくなるでしょう。
星の王子さまの主人公が
6歳のときに
絵を見せて不評だったので
意欲をそがれ、
偉大な画家になる道を
あきらめたように。


『子どもをどのように
励ましたらいいのかは、
時と場合によって違います。
子どもが挫けてしまわないように
手を差し伸べたほうが
いいときもあれば、
一人でやり遂げるのを
見守っていたほうが
いいときもあります。』
(子どもが育つ魔法の言葉 P116)


本書では
ブロック積みをしている子どもを
例に挙げています。
慎重に積んでいましたが崩れます。
そこで、お父さんは励まし、
もう一度作ってみようと
言います。


『二人でブロックを積みながら、
お父さんはネーサンに、
どうしたら崩れにくく
積めるかを示してみせました。
お父さんは、
まずネーサンの最初の塔を誉め、
それから、
崩れにくい塔の作り方も
教えたのです。
このように、子どもの努力や
やる気を誉め、
その上で適切な助言を
与えることが大切です。

~ただ子どもを誉めていれば
すむことではありません。』
(子どもが育つ魔法の言葉 P117)



気をつけたいこと



ここでは親として
気をつけたいことを
挙げています。


一つ目は、
親がついつい手を出してしまうこと。


二つ目は、
過保護になってしまうこと。


三つめは、
「やってみるだけでいいから」
とだけ言って、
嫌がっていることを
無理にやらせたりすること。
これは、
ちょっとだけやって
やめてしまうので
最後までやり遂げる努力を
放棄してしまうからだそうです。


四つ目は
自分が叶えられなかった夢を、
無理に子どもに
実現させようとすること。


『その子自身の人生、
その子自身の考え方を
尊重するべきです。』
(子どもが育つ魔法の言葉 P123)


子どもは
親の道具でもなければ
操り人形でもありません。



子どもを丸ごと誉める



『子どもは、
自分に対する
親の評価をもとにして
自己像を形成します。
その自己像は、
学校や地域社会や
将来での職場での人間関係に
大きな影響を及ぼすのです。

~子どもは自信を失いかけても、
親に支えられれば、
自信を取り戻すことができます。
親が子どもを信じ、
その子の夢、
その子の力、
その子のすばらしい内面を
心から認め、
子どもを支えれば、
子どもは、
自尊心のある強い人間に
成長することができるのです。』
(子どもが育つ魔法の言葉 P126)


子どもは
身近で最も影響のある環境、
親や家庭の関係から
内面を形成していきます。


これは大人になったときの
基本的な部分に影響を及ぼします。


私は社会に出たころは
大変に苦労しました。
こういう内面になって
大人になってしまって
しかも、死を決意するまで
追い詰められ、
それから復活するまでに
多くの時間を使いました。


今ではそのころのことが
糧となって
少し強くはなりましたが、
子どものころの環境が
その後の人生に
大きな影響を与えることを
身をもって経験したものとしては
ぜひとも育児に関することを
書かねばならない、
という思いがあります。


もちろん、
大人になってから
変化することはできます。
けれど、変化するならば
早いほうがよいのです。
そちらのほうが
変化しやすいのです。


本書で書かれていることを
すべてこなすことは
難しいでしょうけれど、
意識として持っておくだけでも
ずいぶんと子どもに対する
接し方や見方が変わるのでは
ないでしょうか。


つづく。



【出典・参考】
子どもが育つ魔法の言葉
ドロシー・ロー・ノルト
レイチャル・ハリス
石井千春訳
PHP文庫



【購入先】
ネットオフ



愛や虐待も受け継がれる 第9回

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Author:ウシポニ

岩手県盛岡市在住。もりおかの中から感じたことを書いております。個人的なブログです。【このブログについて】

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