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愛や虐待も受け継がれる 第4回、購入:ネットオフ、ドロシー・ロー・ノルト レイチャル・ハリス(石井千春訳):子どもが育つ魔法の言葉。

魔法の言葉
愛や虐待も受け継がれる 第0回
愛や虐待も受け継がれる 第1回
愛や虐待も受け継がれる 第2回
愛や虐待も受け継がれる 第3回


第4回
「かわいそうな子だ」と
言って育てると、
子どもは、みじめな気持ちになる


『子どものことを
何かにつけて
「かわいそうだ」と言ったり、
親自身が自分のことを
みじめに思っていたとしたら、
どうなるでしょうか。
子どももそのとおりだと
思ってしまうようになります。

~子どもは何事にも
消極的になり、
自分は何をしても
だめなんだと
思い込むように
なってしまいます』
(子どもが育つ魔法の言葉 P65)


子どもは常に親を見ています。
親の姿から
様々なことを学んでいきます。


本書では
親自身が手本だ、ということが
たくさん出てきます。


私が親ではありませんので
その立場では書けませんが、
あえて、違う立場で
書かせていただくと
本書を読んでいると
子育てというのは、
自分を
育てることでもあるように
読み取れます。


最初は
みんなが新人であり、
その過程で学んで
知識を得たり、
実際に経験して
親として
成長していくことになります。


育てる側が変化しなければ
ならない、ということになります。


この関係というのは
例えば、何かを教える
という行為においても
教えられる側だけでなく、
教える側も学ばなければなりません。


本書はアメリカの
子育て方法のひとつですが
これは「コーチング」と呼ばれるもので
このやり方は
海外からやってきた方法です。


相手の状態に合わせて
今、必要なことを。
観察、傾聴し、
質問し、考える。
個人の形に合わせて
自らの力で
考えることを促していくわけです。


日本の昔のやり方のように
欠点のないようなもの、
その道を極めたようなものを
手本にして
それに自分を合わせるように
していくやり方とは
違います。


長所を伸ばすアメリカ、
欠点を直す日本
と昔は言われました。


この日本の方式は
基本をマスターするまでは
個性はおあずけ方式で、
基本、基礎をできてから
自分なりのものを
やっていくことになります。


この場合、
最初の段階を
クリアできないと
終了で、
ほかの道へどうぞ、
ということになるのですが、
仕事、スポーツ、芸能、
工芸、美術、武道などならともかく
子育ての場合は
そうはいきません。


今では
心理学、脳科学などが
進んでいるのですから
それらを加味した育児法が
あるのかもしれません。



自分がみじめ、
と思うということは
自尊心、自己肯定感が
ないということになります。


親がそのような場合、
その親も子供時代に
似たような経験を
されている場合があるかも
しれません。


このように
影響というものは
連鎖していきます。


子ども時代に
自尊心、自己肯定感を
育むことができなかった
ということは
否定されてきたり、
認められなかったり、
励ましてこなかったり、
挑戦できるような
環境がなかったり、
(成功体験がない)
などなど
様々なことが考えられますが、
自ら考え行動することを
しなければ、
自尊心などは
育たないのではないのでしょうか。



みじめな気持ちに
なってしまったら



『仕事で疲れているとき、
誰も自分を認めてくれないと
感じるときなどは
得にそうです。
誰にでも、
どうして自分だけが
こんな目に遭わなくては
ならないのかと
思うときがあるものです。
しかし、いつまでも
こんな暗い気持ちでいると、
うつ状態になってしまいます。
物事をすべて悪く解釈し、
ますますみじめになるという
悪循環に陥ってしまうのです。』
(子どもが育つ魔法の言葉 P66)


本書では
気持ちを切り替えること、
とさらりと書かれていますが、
これはその人の性格にも
よりますけれど
なかなか難しいかもしれません。


例えば、
とくに育児や家事を
すべて行っている場合の
母親などは
それが当たり前と
思われている環境ならば
評価はされにくいのかも
しれません。



子どもは、どんなときに
親の同情を引こうとするのか



ここでは
子どもが同情を引こうと
しようとしたとき
どのように対処したらよいのかが
書かれています。


『そんなとき、
一番大切なことは、
親の同情を引けば
わがままをとおせるのだと
子どもに思わせないように
注意することです。』
(子どもが育つ魔法の言葉 P71)


『親の問いかけに
答えてゆくうちに、
子どもは、
自分が本当はどうしたいのかが
自覚できるようになります。

~子どもは、
親にかまってほしくて
仮病を使うこともあります。
そんなときには、
最近、子どもに
どう接していたかを
思い返してみてください。
もし、忙しくて
余裕がなかったのなら、
子どもとの時間を
増やすように
心がけてほしいものです。』
(子どもが育つ魔法の言葉 P71-72)


同情を引こうとした場合、
そこには
それなりの理由があるようです。
そのときには
問いかけ、
考えさせて、
答えてもらい、
自分の気持ちに
気が付いてもらうようです。


あるいは
かまってほしいだけなのかも
しれません。


対話を通して
子どもを把握する。
命令口調で
子どもを従わせるような
ことはしていません。


『いつ、どんなふうに、
どれだけ手を貸したらいいのか、
親はそれを判断しなくては
なりません。
親の助けがどれだけ必要かは、
子どもの年齢とともに
変わります。

~子どもを励まし、
必要なときにだけ
手を差し伸べることが
大切です。
子どもは自分で苦労してこそ
新しいことを身につけてゆくのだ、
ということを
忘れないでください。』
(子どもが育つ魔法の言葉 P74)


自分で行動して
得たものでないと
身に付きません。


記憶は定かではありませんが、
元横綱のかたが
言っていた言葉で
自分で発見したものでないと
身につかない
というようなことを
言っていたのを
思い出します。



逆境に立ち向かう力



ここでは
同情と共感の違いが
書かれています。


『同情とは、
相手と距離をおく
感情だからです。
わたしたちは、
かわいそうな人に
同情することによって、
自分はそんな目に
遭わなくてよかったと
心のどこかで
優越感に浸っているのです。

~共感するとは、
相手の苦しみや悲しみを
わが身のこととして
感じることです。
共感とは、
思いやりの感情であり、
相手のために
何ができるかを
考える心の動きです。』
(子どもが育つ魔法の言葉 P75)


子どもを信じ励ますことは
同情することよりも
大切なことと書かれています。


同情は
相手のためと装って
実は自分の心を
満たしているだけです。
相手のためには
何の役にも立ちません。


同情するのではなく
一緒に考え
子どもが自分で
解決策を
見つけ出せるようにすることが
大切のようです。


一貫して
子どもに考えさせています。
ただ答えを教えても
成長には寄与できません。
考える、疑問に思うことで
わかる、理解する行為が
生まれてくるのです。


つづく。



【出典・参考】
子どもが育つ魔法の言葉
ドロシー・ロー・ノルト
レイチャル・ハリス
石井千春訳
PHP文庫



【購入先】
ネットオフ



愛や虐待も受け継がれる 第5回

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Author:ウシポニ

岩手県盛岡市在住。もりおかの中から感じたことを書いております。個人的なブログです。【このブログについて】

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