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日本人は調子に乗るとダメになるらしい第4回、購入:ネットオフ、半藤一利:昭和史1926-1945。

IMGP1224.jpg


日本人は調子に乗るとダメになるらしい第0回
日本人は調子に乗るとダメになるらしい第1回
日本人は調子に乗るとダメになるらしい第2回
日本人は調子に乗るとダメになるらしい第3回


昭和史の内容の復習と
感想を書いています。
参考・出典はほとんど
昭和史1926-1945
半藤一利
平凡社です。


第三章
満州国は日本を”栄光ある孤立”に導いた


国内では暗殺事件が
次々起こっていましたが(血盟団事件)
五・一五事件というクーデターが起きます。
犬養首相暗殺です。


海軍士官5人が
首相官邸へ向かい面談します。
犬養さんが出てきて


「話せばわかるじゃないか。」


と言ったときに
射殺されたと言われています。
これは内閣の政策に対する抗議
らしいです。


実はその前に上海事変があって
勢いに乗じて
南京まで攻めることができたのに
停戦協定を結んだことに
不愉快と思っていた人たちが
いたようですし、
理由はひとつだけではなく、
様々なものが重なった結果かも
しれません。


犬養さんのあとに
斉藤実(さいとうまこと)という
海軍大将が総理大臣になります。
「挙国一致内閣」といい、
政党などかまっておられず、
国のために思う人たちを集めて
内閣を組織しました。
これをきっかけに
軍人の暴力が君臨し始める
「恐怖時代」が始まります。


IMGP1225.jpg


国際連盟理事会では
日本は満州から撤退したほうがよい、
という決議がされます。


内閣では強硬派がたくさんいまして
国際連盟脱退を主張します。
穏健、平和主義の
斉藤実首相は「とんでもない」といって
結論を持ち越します。


新聞は国際連盟脱退を主張し始めます。


国際連盟は
撤退勧告案を総会で採択。


42対1。


反対の1票は日本です。


全権大使の松岡洋右(まつおかようすけ)は
長い巻紙を読みながら演説し、
「さよなら」
と言って席を立ちます。
国際連盟を脱退します。


新聞は松岡を英雄扱いします。




日本は孤立しました。



これは世界の情報が入って来なくなる
情報の孤立でもありました。
アメリカやイギリスの軍備情報が
わからなくなります。


昭和天皇は牧野内大臣を呼んで、


「脱退するまでもなかったのではないか、
まだ残ってもよいのではないか」


と聞くと、牧野内大臣は


「まことにごもっともとは思いますが、
脱退の方針で政府も松岡全権もすでに
出処進退しております。
今にわかに脱退の方針を変更することは
海外の諸国に対しては、
いかにもわが国の態度が浮薄なように
思われて侮られます。
また国内の人心もこれ以上がたがた動揺
するのみであります。
ですからこの際、この方針を
政府が貫くほかはございません。」


天皇は


「そうか、やむを得ないのか」


と空を仰いだということです。


日本は戦争の道へと進むことになります。



血盟団事件にしろ、
五・一五事件にしろ
あとで出てくる
二・二六事件にしろ
こういったクーデターというものは
若者が中心です。


組織の中核の人々ではなく、
全員とまでいかないまでも
養う家族はいなかったり、
負担は少なかったり
そういったことで
責任を大きく背負っていない、
つまり身軽な人たちなんでしょう。
しがらみもありません。
恐れもありません。
それでいて
多くのことを知らないことは
固定概念がなく
考え方が純粋で柔軟でもあり
気持ちも純粋です。
これは影響されやすい、
ということでもあります。
理性よりも感情のほうが
大きいというのもあります。
他人や組織、世間に
影響を及ぼすような力はない、
そういった無力感、不満を
直接行使という
わかりやすく、
すぐに実行でき、
力でねじ伏せるやり方は
意識や心の発達途中の若者と
相性がいいのかもしれません。


日本は孤立を選択しました。
その結果、戦争の道へと向います。
これは戦争しか道がなくなった、
というよりも
自分たちの力を誇示したいがための
戦争をしたかった
ということだと思います。
日本の戦争は
守るためという理由で拡大し、
勝っていくうちに
うぬぼれ、
調子に乗って、
本来の目的から離れていき、
自尊心、虚栄心を満たすためだけの
他国から認められたいだけの
一部の政治家や軍人たちの
心を満たすためだけの
戦争となっていった、
というのが
昭和史を読んで感じたことです。


簡単にいいますと、
子どもの喧嘩と
構造が似ています。


相手から認めさせるため、
勝って優越感に味わい
自分の存在を確認するために
喧嘩するのと同じです。


そのために
多くの人々が犠牲になったと思うと
非常に残念です。


続く。



【参考・出典】
昭和史1926-1945
半藤一利
平凡社



【購入先】
ネットオフ
http://www.netoff.co.jp/index.jsp



日本人は調子に乗るとダメになるらしい第5回

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