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灰色の視線にすまぬと思いながら、盛岡市高松、高松の池2013-2014冬。

IMGP0661.jpg


1月の休日。


真冬日や氷点下7、8℃。
そんな日々が続いていました。


高松の池も
氷で覆われていることだろうと
思いまして
高松の池に行きました。


宮崎駿さんは言います。


無理をしても自然は見に行け、と。


そんな言葉に後押しされて
寒さに立ち向かうことにしたのです。


最初は雪がちらつき
雪雲だけの空だったのに
高松の池に近づくにつれて
雪は止み、
明るくなり、
日が射します。


IMGP0662.jpg


高松の池近くの無料の駐車場に
車を停めて
池に向かう坂を上りますと
真っ白になった
高松の池がありました。
そこに池があったのか、と
思うほど
池の水は氷となり、
その上に雪が積もり
白い平原のようになっておりました。


池の端っこまで
しっかりと白くなっている姿、
向こうまで
平らな白の世界が続いている姿は
初めてかもしれません。


こんな高松の池の姿を見られただけで
来たかいがあります。


冬の水場は、この白い平原が楽しいです。


白く平らな表面がずっと続いているのは
真冬日のような日がない限り
雪が降るところでない限り
見られませんので
北国の楽しさのひとつです。


冬を受け入れて
冬だから楽しめることを
見つけるのも
また楽しいのです。


IMGP0663.jpg


いつもの高松の池ならば
白鳥など渡り鳥が見られるはずなのですが
数は多くありません。
どうしたことでしょう。
先ほどまで、
白鳥が数羽、鳴きながら
飛んでいましたのに。


声は聞こえます。
クゥワークゥワーと
響いております。


遠くを見ますと
4羽おりました。


IMGP0665.jpg


よく見ますと
1羽だけが離れておりました。
何があったのでしょうか。
響く鳴き声は
離れた1羽の白鳥に
向けているようです。


ポツンと離れた白鳥。
仲良くやってほしいところですが、
白鳥たちにもいろいろあるのでしょう。


IMGP0666.jpg


1羽の白鳥が気になりながらも
早速、白くなった池の周りを
歩きはじめました。


IMGP0670.jpg


すれちがう人はあまりおらず
白鳥の声だけがある
高松の池です。
白く続く道を歩きます。


IMGP0672.jpg


また白鳥に出会いました。
それぞれの白鳥が
向き合って
声を出し合っています。
甲高い鳴き声が響きます。


IMGP0674.jpg


こちらでも1羽だけ
離れておりました。


離れる前には
ちょっとした争いがありまして
くちばしでつつかれておりました。


羽をばたつかせておりますが
先ほどまで
別の白鳥に追われ、つつかれ
逃げておりました。
白鳥の世界にも
いろいろと事情があるのでしょう。


IMGP0680.jpg


白い平原には
足跡がたくさんあります。
白鳥やカモさんたちの足跡です。
足跡の先には


IMGP0678.jpg


白鳥のペアです。
白鳥は夫婦のつながりが強く
一夫一妻のようです。
親子とのつながりも強いと言います。


池に近づきますと
足をとめて
こちらを見る白鳥夫婦。
様子をうかがっているようです。


IMGP0681.jpg


離れますと
白鳥たちも歩きはじめました。


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遠くに鳥っこたちが集まる場所があります。
鳥っこたちが集まる場所だけは
氷は張っていないようです。
白鳥の声がたくさん聞こえます。


IMGP0684.jpg


集まる場所へ向かいます。


IMGP0688.jpg


途中で小さな鳥っこの集団と出会います。
白鳥のペアと
カモさんたち。
遠くから観察していますと、
人間が近づくと
鳥っこたちもそれに合わせて移動します。


人間=パン。


人間はパンをくれる動物だと
鳥っこたちは思っています。


IMGP0690.jpg


氷の張っていない場所に到着です。
常に鳥っこたちが泳いでいるので
氷は薄く張っても
すぐに壊されるようです。


IMGP0692.jpg


こんな間近で白鳥が見られます。
警戒心はありません。
むしろ、人間に寄ってきます。
パンを待っています。
これも
人間=パン
の関係があるからでしょう。


白鳥に限らず
野性の鳥っこは警戒心が強いのですが、
パンを介して
関係ができているので
野性というよりも半野生といったほうが
よいのかもしれません。


おかげで
白鳥たちは苦労せずに
冬の食事にありつけるわけで
パンがあるから
ここにより多く水鳥が
集まっています。


いや、むしろ
パン食い競争が激しく
より優劣がついているかも
しれません。


越冬地に来ている
白鳥の一日の行動は、


朝起きる
 ↓
ごはんを求め、
田んぼや水草のある水場へ
移動する
 ↓
ムシャムシャ
 ↓
昼下がりから夕方にかけて
寝床に戻る


らしいです。
けれど、パンがあるところならば
移動しなくてもよいのかもしれません。


IMGP0693.jpg


歩いていきますと
白鳥は多くなっていきます。


IMGP0699.jpg


さらに多くなります。


IMGP0700.jpg


混雑しています。


IMGP0702.jpg


機動性のあるカモさんたちは
池から簡単に上がってきます。
パンを持つ人のまわりに集まって
待っているのです。
柵に上っている
カモさんもいます。


(手洗いをすること、
靴底を洗うこと、
とよく言われます。
渡り鳥はいろいろなものを
持ち運んでいる可能性があるため、
というのが理由のようです。)


IMGP0706.jpg


灰色の白鳥は幼鳥なのですが、
池を見ていますと
よってきて
こちらをじっと見つめるのです。
つぶらな瞳の奥には


パンくれるんだよね


という希望の眼差しがあり
野性の世界には
出来るだけ故意に関与しない
方針であることを
伝えたいけれど
伝わるわけもなく


(すまぬ。)


と心で思いながら
その場を離れますと
灰色の幼鳥は
ついてくるのです。


白鳥たちの
希望のパンの視線を
ふりほどいて
離れるのですが
ずっと見つめ続ける
白鳥たちの姿が
なんとも寂しげです。


IMGP0709.jpg


足跡が広がる高松の池を
後にしました。



高松の池(高松公園)
盛岡市高松1



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岩手県盛岡市在住。もりおかの中から感じたことを書いております。個人的なブログです。【このブログについて】

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